独立の準備中にブラジルへ渡り、同農園のあるパトロシーニョを視察。
はじめて見たコーヒー農園がマカウバデシーマ農園。
あれ以来ますますコーヒーに対し探究心が高まっています。
このときの視察では
・コーヒーの品種による香味の違い
・朝日の重要性
・土壌の違いによるコーヒーの木の生育の違い
・灌漑設備の使用の有無によるコーヒーの木の根の伸び方の違い
・エコウオッシュト(精製方法の一つ)の仕組みの理解
・アフリカンベットを使用した乾燥の利点
など、多くのことを勉強させて頂きました。
今日では上記のことは当たり前のように話されていますが、
5年前では産地に行かなければ知り得ないことでした。
さて、今回入荷したイエローブルボンは、数年前に植えてもらい、3回目の収穫にあたります。
少しずつ環境に馴染み、今年の味はどうでしょう?
今回は深めのロースト度合に仕上げました。
やわらかい苦味をご堪能下さい。
※ブルボンはレユニオン島(旧ブルボン島)で発見されたアラビカ種の一つで、香り、味ともに良く、多くの生産国で
栽培されていますが、現在は"栽培が難しい""量的安定性にかける"などの理由により
減少傾向にあります。
通常結実する実は赤い色ですが、これは黄色になる品種です。
農園主グラウシオ氏のドリップ