今年の東ティモールは

コーヒーの原料である生豆が出来上がるまでの工程は幾多にも及び、
各々の工程に介在する人々も多い。
これは品質の安定化が難しいことを意味しています。

コーヒーの木に愛情を注ぎ込み、完熟した立派なコーヒーチェリー
をつくり上げ、丁寧に一粒ずつ摘み取っても、その後の精製で雑に
扱われれば生豆の品質は低下します。

栽培から精選まで完璧にこなしても、流通の段階で滞れば、
やはり品質は低下します。

今年の東ティモール タタマイラウは
今までで最も高品質且つ高鮮度の状態で届きました。

素晴らしい。よかったね。
で終わりにしても良いのですが、
ここは厳しく…

来年も再来年も…この品質を維持し続けて欲しいと思います。

昨年現地に足を運び、短時間ではありましたが、
ともに収穫し、
ビニールシートを広げ、チェリーの選別を行い、
手動の果肉除去機でパーチメントを取り出しました。

思入れがあるだけにこれからも応援したい産地です。

チェリーの選別