ケニア

ケニアのニュークロップが入荷!

まずは首都ナイロビに近いエリア"ティカ"からオークランズ農園。

同農園は毎年レベルの高いコーヒーを産出し続けています。

焙煎度合いは深煎り。
このあたりの深さでも十分リッチな果実味を感じます。

ホットはもちろんのこと、アイスコーヒーとしても楽しめるでしょう。

ケニアには複数の産地が存在し、その香味は多様ですが、
香りや味の傾向を大きく分けると
ナイロビ周辺とケニア山周辺の産地の
二つになるかと思います。

前者は全体的に派手な印象で強い果実感があります。

後者は気品を感じ、良質な酸と果実味は
上質な白ワインと連想させます。

話が飛びますが、スペシャルティの世界は、
ある一つの物差しで評価をし、
単純に良い方を選び使用する時代はいずれ終わり、
「どのような液体に仕上げるのか」
という時代に突入する(している)でしょう。

話が長くなるのでこのあたりで。

さて、当店がケニアに求めるものは
熟度の高い果実のフレーバーと甘味、
上質なワインのようなしっかりとしたボディになります。