異なるフレーバー

現在2種類のコロンビア産コーヒー ビジャ・ソフィアとサン・セバスチャンを販売しています。
ともに同国内の名生産地ウイラの小規模生産者のコーヒーで、より詳細な地域や品種構成は異なります。

この2種類は酸の質の違い(強弱ではなく)からロースト度合いを変えています。
浅めにして酸味を活かす、深めにして酸を消すといった消極的な考えによるロースト度合いの違いではなく、
フレーバーがどのように発達するのか、また、他の味わいとのバランスはどうなのかを考えローストしています。

ビジャ・ソフィアのシトラスのフレーバー
シトラスの酸味があり、ただし、酸っぱ過ぎず、甘さも感じます。

サン・セバスチャンはドライフルーツ系のフレーバー
プラムがわかりやいでしょうか。
また、密度が濃い印象があり、マウスフィールの質のよい。

スペシャルティコーヒーの誕生は熱心に働いているが小規模が故に日の目を見ない生産者に光を当てています。
彼らの生産物である生豆をローストにより最大限活かすことがロースターの仕事。
酸味があるか、ないかではなく、その香りや味わいの違いをお楽しみ下さい。