日々の憂い

船の運搬に使用するコンテナが世界的に不足しています。
ことの発端は別にあるようですが、現在のような状況に陥った大きな原因は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により巣ごもり需要が拡大したことによる物流量が増加している一方で、港湾で働く人手が不足し作業が滞っていることによります。
それらに加えてスエズ運河で大型コンテナ船が座礁したことも影響していると言われています。

コンテナと船はセットではなく、仮に船があってもコンテナがなければコーヒーの生豆は運んでこれず、コンテナありき。
先般Blogでも書き込みましたが、ケニアコーヒーのニュークロップサンプルをカッピングし厳選して、今年も良いものを確保できたと安堵しても、運んでこられなければ意味がないですね。
異常事態になって改めて萌季屋が見えない多くの人々に支えてられていたのかがわかります。

平時であれば近いアジアは除き、約2か月程度でコーヒー生豆は日本に到着します。
今年?は、かなりの遅延を覚悟しなければなりませんが、コーヒーの生産国はいろいろとありますので毎年異常事態を想定して原料を調達しているのでご安心を。
想定した範囲をかなり超えられると厳しいですが。

何でも良ければどこか?にあるのでしょうが、そこは拘りたい。
馬鹿だなと思われても、萌季屋らしさは維持します。