新しい豆が入荷すると「その素材の表面上のわかりやすさだけでなく、内なるものを発見し理解したい」と思っています。
市場に合わせる?
簡単です。
合わせた時がそのコーヒーの個性を出せていれば良いのですが、そのアプローチは好きでない。
良いところもそうでないところも含め「この豆は何?」。
探ってすぐにわかれば良いのですが、そんなに簡単ではなく、時間がかかる豆もあります。
ケニアのニュークロップが入荷しました。
そのひとつ「カングヌウエットミル」。
この豆を選んだ時(カッピングによる買い付け)に感じた風味とコクからは、このウエットミルには足を運んでいませんが、何となく景色は思い浮かびます。
恵まれた環境、肥沃な土壌、生産者の生産に対する真摯な姿勢など。
香りや味について
キャラメリゼしたリンゴのような甘い風味と豊かなコクがある深煎り。
と書くと簡単ですが、結果的にそうなったのではない、そこへのプロセスが大事だと思っています。
ケニア カングヌウエットミルをお楽しみください。
