アティカンエステートはインドの優良な生産者スリラム・アパドゥライさんが所有する農園の1つ。
一昨年にアパドゥライ夫人が萌季屋を訪問して下さり、所有する農園のいくつかから生産されたコーヒーを試飲。
また、それらを当店のブレンドに加えた場合、どのような品質になるのかも検証し、そのものの品質の高さのみならず、ブレンドを含め萌季屋のコーヒーの質が向上することを確認しました。
その中で最も興味を惹かれたのが、このアティカンエステートのウオッシュト。
焙煎度合よって異なる表情を見せるが、その中に感じる共通の品。
何か明るさと輝きを感じたのを記憶しています。
アパドゥライさんのコーヒーと出会ってから継続的に使用してきましたが、このアティカンエステートのウオッシュトは手に入れることができませんでした。
昨年ご夫婦で来日した際、来年は農園訪問すると約束。
今年、念願の農園訪問を果たすことが出来、そしてアティカンエステートのウオッシュトを買い付ける機会が生まれました。
買い付けの際のカッピングはブラインド。
アティカンエステートのウオッシュトを探したくてもわからない状態。
お客様によく「銘柄で選ばない方が良いですよ」とは言うものの、銘柄で買い付けたくなる心境でした。
運良くも私が高評価したコーヒーは、「アティカンエステートのウオッシュト」。
品が良く、アフターテイストが長く心地よい。
国際的に有名なコーヒーテイスターのスナリニ・メノンさんは「beautiful!」とおっしゃっていました。
そう「beautiful!」。優雅なコーヒーです。
念願の再会です。