萌季屋のエチオピア産コーヒーはケニアと並び萌季屋のスペシャリテの1つ。
1つの生産国で最高のコーヒーを手に入れるまでには時間がかかります。
大枚をはたけば良いわけではなく、 レベルが高く、多様であるエチオピア産コーヒーにおいては豊富な経験を要します。
コーヒーは農産物ですから、基本は一年に一度の出会い。
出会ったコーヒーをカッピングし、その特性を記憶し続けることに加え、実際に焙煎し続けること。
エチオピア産コーヒーの場合は、優良な生産地域、名産地を特定できてもその先(より細かな地域)の特定はかなり困難。
これがエチオピア産コーヒーの特徴でもあり、楽しさでもあります。
以前、エチオピア産コーヒーに求めるフレーバープロファイルは決まっていました。
これだと先に進めないのです。新たな出会いがなくなるというか。
何年前からでしょうか?
現在は品質重視はもちろんのこと、多様且つ多彩なフレーバーを受け入れています。
とは言え、単純に多くの中から選ぶことはせず、まず篩にかけます。
かなり厳しい条件です。
かなり厳しい条件で集められたエチオピア産コーヒーからさらに選択します。
今年はウオッシュト、ナチュラルともに前年を超えるものに出会えました。
この出会いはまた蓄積され、来年へ活かされます。
入荷はまだ先ですがお楽しみに。