おつかい

しばしばお子さん一人でコーヒー豆を買いに来ます。

お母さんやお父さんに頼まれたのでしょう。
子供の頃"おつかい"はよくしました。

はじめは母親にメモ紙に買うものを書いてもらい、
そのメモを店員さん(お店のおじちゃんやおばちゃん)に渡し、
買い物かごに入れてもらいました。

少し慣れてくると自分でメモ紙に書きます。
そして、次に暗記します。

子供の頃の"おつかい"は社会勉強の入口で、
ものを購入するしくみや
他人に自分の意思を伝える
また、計算能力も高くなります。

特に自分の意思を伝えることは重要に感じます。

昨今、大型スーパーが増え、
店員さんとコミュニケーションをとり、
ものを選ぶことが少なくなったような気がします。

「今日のおすすめください」
「一番美味しそうなものをください」

などなど

自分で吟味することも大事ですが、
それ以上に良いことに出会える可能性があります。

当店のある街も個人店は減少していますが、
子供たちに社会経験をしてもらう上で
個人店は欠かすことのできない存在でしょう。