好評のスマトラ飲み比べセットについて補足します。
私たちの世界で比較試飲（カッピング）する際のコーヒー豆の焙煎度合いは
通常ミディアムローストあたりで浅煎りになります。
今回ご用意したスマトラ飲み比べセットは深煎りになります。
素材の良さを知ってもらうには、浅煎りでも良く、わかりやすいかと思います。
ただし、その豆の持つポテンシャルつまりその豆が本領発揮した状態の香りや
味わいは体験できないと考えます。
ロースターは買い付けや仕入れの際、目に留まった豆をどのように焙煎（調理）し、
どんな商品にするか考えます。
その時感じたそのものの香りや味わいを引き出すだけでも良いのですが、
それでだけではロースターとしての存在意義は薄れます。
スマトラの場合、比較的深い焙煎度合いで他にはない質の舌触りを感じられ、
独特なフレーバーや甘さも顕著になります。
ただし、深煎りのポイントを間違えると平凡なものになります。
質の良い舌触りも楽しみたい場合は、ペーパードリップよりは
金属フィルターを用いたハンドドリップ、コーヒープレスがおすすめです。
今月いっぱいご用意いたしますので是非お楽しみ下さい。
次回はコロンビア？ブラジル？エチオピア？